目標設定が頭を良くする必要条件=東大医学部生

頭を良くすることのひとつは目標をはっきりと決めることです。

これは有名な経営コンサルタント会社でトップだったコンサルタント先生から講義を受けた時に、早期に習ったことです。

そして東京大学医学部生で教育事業・ビジネスを展開していたかたが掲げていることでもあります。

目標を定めると何かが動き出すのですね。

中学生のひとにも分かりやすいように、経営コンサルタント先生の講義内容を会話式にしたものを『成功の7プロセス』に掲げました。

①数字での目標
②数字での現状分析
③期限を定める
④経過を細かく測定する
⑤目標のイメージ化
⑥他から見た成功イメージを目標にする
⑦強い動機

です。目標をしっかり目指すに必要なのは、強い動機です。
なんとなく掲げた目標は到達しないで消え去ることがありますが、強い動機によると達成に向かうエネルギーが湧いて来ます。

私はこのことは、もはや肉体の生理現象の範囲ではないような気がします。
心の傾向・習性として刻み込まれているのが目標に向かうということであり、神経組織や遺伝子の働きの範囲を超えていると感じます。

明確な目標を掲げると、ひとは動き始めるようになっていると理解してください。

危険なことが目の前に起きると瞬間的に目をつむります。
目を壊されては肉体として大きな損害になるからそうなっています。

では突然危険物な目の前に現れたとき、遺伝子が神経を作用させ、反応した神経が筋肉を動かし、瞼を閉じさせるということは間に合うのでしょうか。

専門研究者が計算すればそれはわかると思います。

私は若いときに空手の大会に出場しましたが、上位の争いになりますとものすごくスピードがある選手になって来ます。横から見ていても早いですが、自分の顔面に向かって飛んで来るということは、ほんの瞬間的になります。

目が相手の拳をとらえ、神経を伝って電気信号が脳に行き、脳が映像処理をして、反応を神経電流を使って筋肉に伝えて、筋肉が動いて攻撃を避けるなんてことは絶対に間に合わないと感じます。

脳まで行かずに脊髄が情報処理をすると授業で習ったことがありますが、それでも間に合いそうもありません。
目での反応の場合、脳より遠い脊髄に信号が行くというのもおかしいです。

スリランカのキルニア大学医学部教授からアーユルヴェーダの集中講義を受けたときは、脳や脊髄やそういったものを介さずに直接MANA、つまり心が反応すると教授は言いました。

肉体だけを考えるから目標を掲げるとどうしてやる気が出るのか、なぜ続くのか説明できませんが、遺伝子の作用ではなくて心が直接動くように、心にプログラムされていると考えられます。

しかし中学生・。高校生の学生のかたは、ひとに言ったり試験の答案には書かないでください。

とにかくも明確な目標を立てることがスタートであることをオンライン学習サポートでは提唱します。

途中で別な目標に変わることはあり得ます。
それまでは懸命に目標に向かい、新たな目標となっても同じ、いえそれ以上です。

お願い

けっこう難解なことを書いているかも知れません。高校生対象の記事かなとも思います。

中学生のひとでわからないことはコメントで質問をして来てください。