小中学生のプログラミング教育導入に向けては、Java Scriptの中級レベルがあと整理段階です。パイソンも勢いで教材化する考えですが、PHPの教材化も間にはさみました。
PHPもそう難しいものではありません。サーバーとのやりとりが作動しました。あとはデーター加工の問題であって、知恵と工夫と思います。高度なレベルのプログラムはプログラミングが難しいのではなく、数学の考えや解析が難しいのであって数学の問題であると感じます。プログラミングでは四則演算といくつかの演算子、論理の基本の使い方があるだけです。
プログラミングの基本を早く習得してしまえば、知恵次第で限りない応用の展開があるわけです。
さてスクラッチ語が小学校の教材としてもプログラミング言語になる可能性が高いそうです。私も書店で本を開き、買うかどうか思案したりするのですが、果たしてそのレベルの教育が必要かどうかです。
効果はこのようだと私は思います。
子供たちの遊びを見ていると、小さなレゴをけっこう熱心に使っています。私の子供たちが小さいころにはなかったすごく小さなパーツになっています。それをたいへん創造力豊かに組み立てて、思いおもいのものを作り上げています。それでレゴで遊んだ子供が、後に数学がすごくできるようになったとか、芸術家になったとか、指先が器用になって優秀な外科医になったとかについては、可能性はゼロではないにしても限りなく低く効果は小さいと思えるのです。あとから学んだことのほうが影響と効果の比重を多く占めているいると思われます。0.0001%の効果はあるといった具合にですね。外国の大学あたりはそういう調査をやるかも知れません。
そして小学生の低学年にさせるゲームレベルのプログラミングはレゴと同じような効果、ないとは言えないがゼロに近いと言ったことではないでしょうか。私はそう感じます。
そんなことをやらなくても、後にしっかりとプログラミングの勉強に取り組めば、成果はそれに含まれてしまうということです。