小中生プログラミングの各意見

2020年から本格的開始の小中学生のプログラミングについて、ネットでいろんな意見・実際のパソコン教室の記事を読んでいます。スクールを開いて先行的に活動をしているところはすでに多くあります。

小学生はスクラッチで楽しむ程度が合っていて、それ以上になると飽きてしまう、来なくなると書いてあります。

そのとおりでしょう。それならプログラミング教育などせずに、ゲームでそういう内容を含んだものをやればいいと思いますが、文部科学省は何かをしなければならないから、ということなんでしょう。いっぽうで幼児にすごい英才教育をやらせているのがあります。瞬間的にイラストや社員写真を覚えたり、フラッシュというのですか、また跳んだり跳ねたりの運動をさせるのもテレビで見ました。そういうのを始めてからかなりの年数が経ちますが、みんなが東大に行ったとや、国立大医学部に行ったという話は流れてきません。聞いたことがあるのは窓際のとっとちゃんの黒柳せつ子さんの学園では園長先生が変わった人間味ある教育をしていて、多くの生徒がその道で伸びていったというのは本にて発表されています。

私の子供について手前味噌のつもりはありませんが、男二人に英才教育はまったくやっていません。私がしたのは寝る前に一緒に横になって、昔話を聞かせたことです。それも私が絵本で読んだり、親から聞いたものを暗記していて、それを何も見ないで聴かせました。また音楽をよく聞くように仕向けました。以前それを一覧に書き出しましたら136話ありました。

次男は後に、薬学部から独学で医学部を受け直しそちらに代わりました。いま研修医をしています。もっと早くから頑張ればいいのですが、またまた文部科学省がやった『ゆとり教育』で浮かれていたのです。あとからあわてて文科省はもとに戻し、その時は次男の独学受験勉強のタイミングでした。抜いて少なくした教科内容をごっそりもとに戻したのです。独学の次男は習っていないことをさらに独学でやるハメになりました。

漫画とゲームでみんなが浮かれていたその時に、韓国では団塊の世代が若い時にしていたように睡眠時間を削って猛勉強をしました。現在韓国の経済は陰りがあるものの、いち時はIT関連で日本を追い抜いた企業はいくつもありました。ゆとり世代を部下としてあつかう管理者から、仕事ができないということも聞きました。

つまり文部科学省のやることはピントを外れていてそれでいて責任は取らない、また親の心理をあおる子供英才教育もあやしいということです。小中学生のプログラミング教育もよく見据えることがたいせつと感じます。

現在私はJAva Script をやさしいオンライン教材化し、PHP語も基本エッセンスを教材化しました。続いてパイソンに取り組むところです。

いったん制作してさらに説明内容をやさしく変えることも考えています。対象は中学1・2年生。3年は高校受験が始まります。それと数学志向が高い小学校6年生くらいと思います。さらに大人が学ぶ気になったとき難解なカタカナだらけの学習本に比べて、いちどスッと知識の柱が頭に立ちます。続いてすぐに中・上級の学習に入ればよいのです。高額なスクールに行くにしても、後半の部分だけで十分です。

小学生にきちんおしたプログラミング教育に向かないと書いている実際のスクール経営者がいて参考になります。

私の活動は、小規模学習塾の生徒集客に教材を提供し、連携の塾で学んだ小学生・中学生はのちに真剣にプログラミングを学びたいときに、無料で学習ができます。そして学んだ生徒が将来実務について、しだいに大きな質問・回答のネットワークを創って行きます。

補足:次男のことを書いて長男は書きませんでしたが、長男は東大・京大ではないものの研究所で炭素繊維の研究をまじめにやっています。やがて空飛ぶ自動車が飛び交う時代が来るそうですから、軽くて丈夫な素材の需要は多くあると思われます。