覚えてしまう勉強法とプログラミング

頭が良いことは必須事項か

頭が良いことの定義はなにかと思うのですが、これまで振り返るといわゆる回転が速いひとが頭が良いという評価になっています。
つまり早く結果が出ることから、(自分と比較するのか)、頭がいいと言っています。
それでそのひとを何年かのスパンで見ると、良い仕事をしているかと言うとそうでもありません。頭の回転は実績に結びつかないことがあるわけです。
もうひとつ頭が良いということに関して、コツコツと勉強や情報収取を続け、それが必要なときにサッと取り出せると、これは評価が上がります。
でも頭の回転とは少々違うと感じますね。あまりに回転が遅いと取り出せませんから相応は必要ですが、計算問題が暗算で早くできるといったこととは異なります。

ミス東大でタレントの加藤ゆりさんが本を書いています。その中で、
友達ですごく頭がいいひとがいて、神経衰弱で、ひっくり返した内容を全部覚えていて、とてもかなわなかった。」
とあります。トランプなどを裏返しにしておき、順番にひっくり返したものの図柄が合えば得点になるのですね。それが他人が返したものまで一度で全部覚えているということです。
そのような頭脳の持ち主が東大にはいるのです。加藤ゆりさんは相応の頭ながら努力で東大に入ったようです。別な大学の医学部は不合格だったとあります。

私の高校の時同じクラスで、授業時間中まんじりともせずに先生の話を聞いている生徒がいました。吉田君というのですが、ほんとに身動きもせず、ノートも取りません。
そして突然手を挙げて、質問をします。内容は高度なので私にはわからないことでした。
あるとき周囲で女の子たちが
「すごいすごい、吉田さんすごい。」
と言っていたのですが、何がすごいのかわかりませんでした。学校の試験ではそう騒ぐことはありません、どうも全国模擬試験で1番だったようです。
ある日私は彼に聞いたことがあります。
「何時間寝るんだ。」
ということをです。
「俺は8時間寝るよ。」
とにかく集中力、理解力がすごいのです。受験の結果は東大の工学部へ行きました。

東大でもこのように頭脳が優れたひとはいち部で、ほとんどのひとは努力で入ったと考えられます。
①勉強時間
②勉強の方法
③こころのもちかた、モチベーション
ということです。つまり普通の成績のひとが学部はともかく東大に入れるほどに伸びることは可能と思われます。

 
考えるということ
よく考えなさいと言われます。
どうも社会で言われる考えると、高校まででいう考えるは異なっているかも知れないのです。試験勉強での考えるは、それまでの多くの知識・パターンを早く取り出し、課題との違いを見つけて、合った答えに修正して結果とする、のではないでしょうか。
つまり『違いを考える』です。

覚えてしまう勉強法というのがありまして、これを推奨する学習塾が大阪にあり、国立医学部から東大・京大にこの勉強法で多く合格者を出しています。
私も現職の時、ある資格試験でこの暗記する勉強法をやってみました。もっとも司法試験や公認会計士、医師国家試験程難しくはありませんが、組織の全員が取る必要が出て管理者も受けました。若い社員は受かりますが管理者はけっこう1回は落ちています。
そして問題集を徹底的に解き、間違ったものは答も解説文も全部暗記をします。問題はは印をつけて7回までやりました。
そうしますと問題を読むと答が浮かんできます。計算問題は形が変えてあり、いくつかを入れ替えれば解いて来た問題と同じであることが見えて来ます。
これはもっと難解な、難関大学の問題であってもしっかり暗記をしてしまうと同じと感じます。
「理解しないとダメだ。理解をしてから覚える。」
と長く言われてきたことですが、完全に覚えてしまうと、理解が浮き上がって来るのです。言い換えれば理解ができないと、いつまでも先に進めないことになります。自分を振り返ってみますと、
『わからない、わからない。』
とその場でどうどう巡りをし、けっきょく放棄して次へ行きます。
そこもわからなかったらどうなるでしょうか。
そうではなくて問題も答も暗記をしてしまって次へ行きます。

後からこの暗記どうしが補い合い、理解になって浮かび上がります。その効果として大阪の塾ではたくさんの生徒が難関大学に合格をしています。わつぁいっは以前ここを訪ねたことがあります。

この勉強法を念頭において、中学校や高校の1・2年生ではプログラミングをしっかりやり、少ない材料で思考をする訓練を十分にします。つまりプログラミングは各言語ごとに決められた命令単語があり、それのみを使って複雑なシステムであってもつくって行きます。
多くの知識を組み合わせて、ヒラメキが走って発明のように考えるのとは異なり、
真に頭脳に意識を集中させて考えるのがプログラミングです。

並行して徹底的に問題集を覚える勉強をしていきます。つまり
①少ない知識で脳を鍛える
②多くの知識・情報から適切な解を引き出す。
の”両方の考える”を1.2年生で十分にやっておきます。そうして3年生になって訓練した脳と意気込みの両方をもって受験態勢に突入します。