C言語は 難関・挫折言語となっています。しかしAIにおいてC言語を少し発展させたC++ が使われ、勉強を避けてばかりいられません。
私がC言語が難しいとなっているのは、
『頭が良いSEが自分は解っていてスイスイ本を書くから』
としています。それで私がC言語に取り組んだのはまずやや薄い、説明も荒い本でした。
それから説明がやさしいと感じる分厚い本に入りました。そして挫折個所のポインタは理解をしましたが、テキストをつくるためにポインタの本は5冊になり、全部でC言語は10冊の本の購入になりました。ただ応用編・実務編まではまだ手が回っていません。
それで説明がていねいと感じた本は女性が書いたものです。人気があるらしくシリーズでかなりほかの言語も出ています。
推奨の本で、
「やさしいC」 第5版 高橋 麻奈著 風工舎
となっています。
ただ読み進めると説明や表現が、何回か読み返さないと理解に至らないところが時々出て来ます。著者は文系ですが東京大学出身です。
最初わかりやすかったのですが、
「猫にもわかるC言語」
は北海道の医師が書いていて、よくぞ医師がここまで勉強したと思いますが、例題プログラムが出て来ると複数の機能をもたせて難解になって来ました。もちろんじっくりと読めば良いのですが、私は大量に言語の仕事を抱えているので先送りしました。
今現在で最後に買った本が、これは驚くほどわかりやすい指導書です。最初にこの本に出合っていれば、あちこち探し回らなくても、C言語に関する1本の幹ができたと感じます。
著者は女性で、実際にプログラム開発の仕事をしていたひとです。実に説明が分かりやすく、コンピューターの動きに合わせた説明になっています。
学歴関係は本には書いてありません。
他で見ると東京の私立大学のそう難しくないところ、それも文学部です。そのかたが実に良く理解したわかりやすい本を書き、福島で大学の講師もしています。
感じますのは、
①たいへん努力をして勉強したこと。
②アセンブラというコンピューターのしくみを知っていないとプログラムは組めない言語を仕事で使っていたこと。
ということです。
それでこの記事でお話ししたいことは、学習塾や予備校の先生が東大出、国立大学工学部出、医学部生を講師にそろえている、ほか超優秀指導陣を掲げているのがけっこうあります。
たぶんそこで習うとわが子も優秀になると親は錯覚するのです。
実際には超優秀な講師は、自分は解っていて、さらに
「こんな程度のことは、わかるだろう。」
ということが染みついていて、生徒のほうはは理解できないという現象が起きます。
実は私も長男に関して親バカ最たるもので、有名な大手備校に、多大なお金を払って入れました。寮にまで入ったのですから、すごい金額です。大阪でしたが、名古屋駅で新幹線からいくつかのビルがドンドンと見える予備校です。
日中も夜も勉強をして、なぜか成績が下がるばかりです。
担任の先生もいません。20代の若い女の子がエクセルシートを広げて点数を見せ、
「確実を狙うのでしたら・・・・・」
と大阪で下から拾った私立御三家大学で、私と家内は顔を見合わせました。
いくら何でも、藤島高校を卒業。中学校ではいち度だけですが学年1番になった長男です。
同じように、大手予備校で成績が上がらないというネット記事を読んだことがあります。
詳しい話は、お話をし合うような機会があったときにしましょう。
長男の名誉のために書きますと、さすがに本人はショックだったのか猛勉強をしたらしく、大阪で最難関の国立大学を目指しました。
自分では受かったつもりが不合格で、国公立ではその次のランクの大学の工学部を出て、現在は炭素繊維の研究をしています。
というように
①超学歴の講師だからと安心しない。
②大手塾というのも根拠はない。
そして有名大学合格者を華々しく宣伝に掲げますが、その背後の多くの生徒達はどうなったのか。よく調べない、鵜呑みのまま、あれよという間に子息の教育は通り過ぎて行きます。
確実なことは生徒の意欲を出させるような先生がいる塾。ご自分も苦労・工夫して勉学をしたような先生。行き当たるのは難しいかも知れませんが、勉強は学習テクニックが優先ではないと感じます。
オンラインテキストの副読本に最適な本
速習C言語入門 菅原朋子著 マイナビ