関数とすぐにプログラミングに出て来ます。関数というとSIN、COS が頭に浮かび、ややこしく感じます。私もややこしいです。
実務に就くまでは関数の考えとは、このように理解しましょう。
コンピューターが社会に使われ始めたときのプログラムでは、今言う関数のようなことは”サブルーチン”と言いました。
良く使う論理回路を名前を付けて登録しておき、必要なときに呼び出して使いました。コンパイルつまり機械語に翻訳されるときに、サブルーチンは長いプログラムの中に組み込まれたのです。現在はサブルーチンとあまり呼ばないので、わかりやすくミニプログラムとしておきます。
また昔は全部自分でプログラムを作っていたものが、今は標準化されて標準ライブラリーといったミニプログラム集になっています。それが提供されているので、使い方を合わせて呼び出して使用すればシステム開発は早くなります。これらも関数です。
C言語で言うと main() 関数の中だけに長いなが~いプログラムを書くよりも、相応の長さに区切り、結果を出しながら進めていくほうが自分の後からの解読も、ほかのひとが手直しなどで解読するときも便利で早くなります。さらに現在のプログラムは機械のパッケージ部品のように組み合わせて作り上げるようなしくみになっています。
オブジェクト指向プロッグラムと言います。
『パッケージプログラム方法』と理解しておきましょう。