わかりやすいC言語本を書くひと

世はAIに向かっていて専門技能を持った技術者が多く必要とされます。
さらにAI社会で生き残る職業と消え去る職業が言われいます。
AIはPyrhonとC++が主として使われプログラミング言語になっています。
C言語とC++の違いは、C++はC言語の拡張版・増補版になっていることです。ですからまずC言語が基本から習得されていることが必要です。

C++は分割されたプログラムをつなぐ、つまりパッケージ化された部品たるプログラムを組み立てて大きなシステムを完成させます。そして複数のひとがパッケージを作って、最終目的に向かって処理をしていくプログラムに仕上げるという工程が取りやすくなています。
オブジェクト志向プログラムと言います。
開発のスピードも速くなり、世界挙げてそれは求められることです。

そこで難解C言語に挫折をしてしまうのではAIの技術者は育ちません。プログラミング言語は手段ですから、早く身に着けておくのに越したことはありません。当活動ではC言語に挫折するひとを少なくしてAI技術へ向かうことができるようにします。
C言語の難解さは他の記事に書いてますが、現職のSEがネットで書いていることに
「私が大学生の時、C言語を理解しているのは100人に10人ほどでした。私はC言語の試験のとき隣の学生の答案を横目で見ながら写して、パスしました。」
とあります。

私がC言語を学習しながらいろいろと調べますと、C言語が習得できるかどうかは、
①すごく理数系の頭が良い。
②使う教材への縁と運。
と感じました。
②はほとんどのC言語の教則本が理解しにくいのです。私は自分の勉強より、わかりやすいオンラインテキストを作るために、けっきょく10冊を超えるC言語の本を購入しました。
実際にひととおりを習得するのに使った本は2冊です。それは最初の、狙いを定めて買った本です。

表紙にはやさしいと書いてあるのに、後半から難しくなっているのがあります。ひとつには複数の機能を盛り込んだサンプルプログラムにしてあるために、よけいな解読努力が要ります。①の頭が良いひとはそれぞれを整理して理解を進めますが、普通ですと集中力が薄れて離れてしまいます。

『頭の良いSEが自分はわかっていて、スイスイと本を書くからC言語はわからない』
これが私が得たC言語挫折の理由です。

そして13冊の中に、普通の書き方の本でわかりやすいものが1冊ありました。著者は女性で、それも経歴を見ますと”どうしてこのひとが第一線の技術者に?”というかたです。そうレベルが高くはない私立大学の文学部出身です。
しかしながらプログラマー、SE的な仕事をしています。C言語の説明がとてもわかりやすいです。他の本は国立大学工学部出身や文系でも東京大学経済学部出身の女性、といったかたがたです。東大のこの女性のかたはまだわかりやすいほうで、いくつもの言語の本を書き、人気があるようです。

もうひとつ文学部の女性が書いたC言語の本がなぜわかりやすいかといいますと、学ぶ人のレベルに下がって来て書いていることと、アセンブラ語を使っていたからです。
この世代の技術者がアセンブラを使うのかな、と思いますが、私がC言語がわかってしまった理由は、プログラミングで頭が活性化していたことを前面に出しているいっぽうで、
私もコンピューター初期のころの言語であるアセンブラの勉強をしたからです。
アセンブラはメモリを効率よく使うことができる言語で、また処理の動きを無駄無く機械の動きに沿ったプログラムを組むことができます。
おそらくゲームの高速なものを作るときにアセンブラを使ったと思われます。
それで私もメモリの動きを詳しく説明して、C言語が理解しやすい解説版を制作するつもりです。
藤島高校生で意識が高いかたはC言語基礎を1・2年生のうちに学んで欲しいです。
①理数的な脳が向上する。
②IT・AIの道に就くことができる。
③今回の新コロナ禍のアクシデント時に、オンライン家庭教師ができて大学を辞めなくて済む。
ということになります。