私たち親(馬鹿)が知らなかった学習塾の実際

優秀な先生に習うと成績があがるのか

テレビでの学習塾の宣伝を見ていて感じたことがあります。
①優秀な先生が教えます。
②すぐれたカリキュラムを組みます。
③だから成績が上がります。

という説明です。
説明をするというよりも売り込みと呼びたいです。
家庭に資金力があり、参考書もどんどん買え、高額の塾へ行っても無理な影響がない生徒は自由にすればよいと思います。
しかしぎりぎりの生活をしている家庭が、真実かどうかわからないことに惑わされて、大きなお金を使うのは問題です。
難関大学・

難関大学出・優秀な先生の授業

まず優秀な先生が教えるというのは実際はどうかについて触れます。
優秀な先生とはどういうひとでしょうか。
①有名な難関大学を出ている。
②教えるのが上手で人間性も高い。
③両方を備えた先生。
このような先生がいたとします。
①の有名大学を出ただけで、良い先生かどうかわからないことは誰でも感じますね。しかしながらそれを売り物にしている大手学習塾や予備校はたいへん多いです。
それはそう言うと生徒が来るからでしょう。

では②に教えるのが上手で、よくわかる先生に習ったとします。確かに習ったその問題・その課題については理解が進みます。
そこで考えて欲しいのは、それは多くの課題の中のひとつを上手な説明で理解したということです。入試に出るのは同じ問題ではありません。
『理解するのと、できるのは全く違う』
ということです。これが錯覚、言い変えれば錯覚させるような宣伝の仕方をしています。
中学生・高校生ではこのことをよく考えません。言い変えればカラクリに気づきません。生徒だけでなく、親も気づきません。そう言えるのは私と家内がそうであったからです。

一つの課題の説明を受けてよく理解できたらなら、内容が異なっても問題が解けなくてはなりません。よく言、引っかけがあったり、問題が解読しにくい書き方になっていたり、どんなことがあっても問題の主意をくみ取り、解くことができる必要があります。
それはあなたのその後の勉強にかかって来ることになります。
ですから優秀な先生に習ったことと、できるのは別物であり、それからの自分の勉強が成果にかかわります。
くり返しますと、
『優秀な先生に習うことと、できることは別物』
なのです。わかることとできることは別物、と言い換えもできす。

その優秀な先生は、大きな教室や衛星放送で授業をするだけです。生徒はそれを聞きます。先生がいかに努力と工夫をして難関大学に入ったかの多くは伝わりません。中には多少は意欲を高める話をする先生もいるかも知れません。
大勢の生徒の中のひとりとして、それを吸収するか、何も変わらないかはつまりはあなた次第になります。
優秀な先生が縁があって個人学習塾で廻り合い、身近に感化を受けるならこれは効果があると言えます。しかし大手塾・有名予備校ではそのようなことはまずありません。

さてこのことはただ考えを書くのではなくて、私達親子の実例、まさに親馬鹿チャンリンを恥ずかしながら伝えます。私たちは先に書いたことそのものを思っていました。大手有名予備校への絶大な信頼です。
長男を、大手チェーン塾ではありませんでしたが福井では古くからで大きな学習塾へ受験のために通わせました。次男はまだ小学校低学年で、私と家内と長男4人が週に2回、駅前まで車に乗って送り迎えでした。
藤島高校3年生からです。
そして月数を重ね、夏ごろになっても、夏休みの強化講習の別料金を払っても、まったく成績が上がらないのでした。
受験を迎えるようになって、成績はまったく上がらず、けっきょく国立大学も念のために受けた私立も不合格になってしまいました。まさに優秀な先生に習っていたはずです。

ここからがさらに親馬鹿で、有名な大手予備校なら安心ということで、大阪校でしたが、名古屋で新幹線が停まるといくつものビルが建ち並ぶ予備校に入れました。
長男は寮に入り、朝から授業。午後も授業。夜は寮の自習室で勉強という受験生活を続けました。そして成績が上がらないどころか、どんどん下がって行ったのです。
いちどでしたが、中学では学年1番の成績になった長男です。それも藤島を出ながら、秋の受験勉強突入の父兄懇談で、若い女性がエクセルで作ったシートを広げて言ったのは、
「安全を考えるなら。」
とのことで、関西で下から拾った私立御三家でした。
まさに、いかに優秀な先生に習っても成績が上がらないかの実体験です

成績が上がるのは、
①勉強方法。
②圧倒的な勉強量。
③熱意、意気込み。
であって、優秀な先生に習うと上がるのではありません。
この錯覚と、教育業者による刷り込みに気づいてください。

長男の名誉のために書いておきますと、さすがに本人もショックだったのでしょう。勉強の意識から変えたようでした。あとの5か月で、かなりの勉強をしたようでした。
大阪の難関大学は受かりませんでしたが、東大・京大・阪大がダメだった生徒が入って來る公立大学に受かり、就職した現在は炭素繊維の研究をしています。

家の経済事情で塾へ行けなくても、勉強上の引け目に思う必要はありません。
優秀な先生に習うことと成績が上がるということは、まったく別物です。
成績が上がるかどうかは、あなた次第です。


補足

の記事は、成績が中くらいでいながらなぜか成績が上がらない生徒対象です。手取り足取りの指導を受けないと、学校の授業がほとんどわからない生徒には、そのような学習塾へ行くのが合っています。
家庭が裕福で、気持ちの切り替え・良い刺激、でずっと家にいるより塾へ行くという生徒も対象外です。
学習塾でも個人の良い先生に巡り合うことができれば、これは良いと思います。私が住んでいる福井の西、アピタ・今はドンキー近くから福井駅前までに横の広がりも含めると数多くの病院がある中で、跡継ぎがいる病院はほとんどありません。ひとつ名前が長く続いている病院が文京のほうにあり、たまたま藤島高校の同級生と話したところ、彼が息子さんを教えたということでした。
彼は学習塾を28年間やり、病気になったこと、いち時は4教室を経営したと言います。年齢が行って意欲が落ちたことから閉鎖をしました。
また私はこの学習活動に力を貸してくれることを言いましたが、病気再発があり、まったく指導はしていないとのことで成立はしませんでした。
ほかには、3年になり受験が近づく時期に模擬試験をよくやり、間違いやすいところや弱点を指導してくれる学習塾が活用の価値があるかも知れません。ただし私の長男の例があり、着実に効果をもたらすかとなると未知数です。

そしてこれらは私達の体験であり、ご自分で情報を集めて、意思決定をお願いします