この活動ではすでに京都大学工学部の学生に学習支援を頼んであります。
さらに東京大学卒の方を見ていましたら、現在東大理Ⅲに所属する学生で、
『普通の公立高校から、塾はまったく行かないで勉強し東大理Ⅲに合格した』
というかたがおられます。日本で一番難しい学部です。
長男を大手有名予備校へ入れ、親は大安心していたところ、成績が下がるいっぽうでした。
長男は大阪で寮に入り、夜も学習室で勉強をしていました。
その理由が明確にわからなかったのですが、大手予備校は盛りだくさんの勉強項目をさせて、滞在を長くさせそれが学業資金になっていると言えます。ただもくもくと勉強していても、自分の身になっていないことになります。
それは大手予備校にとっては、数多く詰められた生徒の自分責任となります。どうみても長男がそれほどに成績が下がる頭ではないはずでした。
藤島高校の同級生で授業中、それこそ身じろぎもせずに先生の話を聞いている生徒がいました。そして突然手を挙げて質問をします。その内容が高度で、私にはわかりませんでした。
私が睡眠時間について聞きますと、
「おれは8時間寝ているよ。」
と言いました。
ある時女生徒たちが、
「あのひとすごい、1番よ。」
と言い合っていました。学年で1番はすぐわかるのに、どうも全国模試で1番だったのでしょう。
受験では東大の工学部で入りましたが、当時は高度成長の前で、生徒の数も最高に多く、
東大は大変難しかったことと思います。
そしてとうぜん彼は頭が特別に良いと思っていましたが、いまネットで東大に合格した人の記述を読んでいますと、何を勉強したら良いか、を知っていて余計なことはしない、と言うことを感じます。
そして選んだことを徹底的に学習します。

私たちの活動は学習塾で、大学合格までを指導をするのではありません。
ところが新開発のソフトを使って数多い英単語を早く覚え、音読に頼る英語教科書もみんな早期に暗記をします。そうなると3年の受験期になって英語に振り回されることは少なくなり、他の科目に時間を使うことができます。私は長男の受験で広くやる気を起こしても、それまでの英語の集積が少なくそれに時間を取られたと見ています。
英語教科書暗記の効果が大きく、私は3年前に中学校3年生の最後の章を、ノートに書いてそれを見ながら原文を思い出しました。
簡単な絵を見て英文はすべて再現ができました。中高生となれば、はるかにはやく習得ができます。
その後は文法を意識しながらの読み返しや、日本に直さずに解読していく練習を重ねます。
受験期には過去問にしっかり取り組むという、この時間を提供するのがイラスト英単語システムです。
ソフトは藤島高校は身近なことから考えていますが、高志をはじめ国立大を目指す生徒は早期に取り組むことを思っています。